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青い電車

aoden.exblog.jp

メガネ屋5年生。

決着

書いては思い出してゾッとするもどかしさ(謎



居間で一夜を過ごし、そっと洗面所の扉を開けてみた。


当たり前のようにヤツはいない。



さてどうしたもんか。




その日は夕方まで留守にする。

洗面所の扉を閉めたままで隔離しておくか…。





否。ここは全面戦争だ。

見なきゃいないのと同じ、の精神で幽霊もまったく信じない(ぇ のだが、それでは平和は訪れない。





僕は全ての部屋の扉をあけ、出かけていった。
これで全ての部屋が戦場だ。








…数時間後、部屋に戻る。


いつもとかわらない。変わってたら逆にビビるが。



とりあえず座椅子に腰掛け、買ってきたコーヒーを飲む。




何事もなく時間は過ぎる。
一息ついて、さあ晩御飯を作ろうか…





と、台所に行こうとした瞬間、小さなゴミ箱の近くで何かが動いた。




思わず息をのみ、そっとゴミ箱の後ろを見ると、











…ヤツがいた!







ふてぶてしい程の余裕でこちらを見ている。





あわてて近くの雑誌を丸め、戦闘体制にはいる。




それに気づいたヤツは、ものすごい勢いで僕の背後に回り込む。





少しづつヤツを追い詰める。
少しづつヤツは間合いをとる。





そして、ヤツを座椅子付近に追い込んだ。





奇しくも座椅子の色はヤツと同じ茶色。


カモフラージュか?カモフラージュなのかそれは?





さあ、今日こそ決着を…!




雑誌を握る手が少し強ばる。


昨日の最後の飛行が頭をよぎる。




しかし、僕は意を決して間合いを詰め、一撃を叩き込んだ。






「わーーーっ!」






若干リアルに声が出た(ぇ。





一撃目、相手の動きが止まる。

すかさず二撃、三撃目を繰り出す。








粉砕。文字通り。







ヤツは砕け散った。







余韻に浸る間もなく、大量のティッシュでヤツの亡骸を掴み、大きなゴミ箱へ。








長かった戦いが終わった。






これで心置きなく晩御飯が作れる。



なんとも言えない安心感を胸に、この悲劇を二度と繰り返すまいと、部屋を少し掃除してから晩御飯を作り始めたのでした。







なにが言いたかったかと言うと、


丸めた紙最強ってこと(ぇ。
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by keigo-11 | 2010-09-17 00:11